あじま眼科クリニック

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涙がずっと止まらない

涙がずっと止まらないですか?

涙は目の涙腺から分泌される体液で、
目を乾燥などから守る役割を果たしています。
しかし、目が過剰な涙で常に潤んでいたり、
涙が流れ出て止まらないようなときは疾患が疑われます。

涙がずっと止まらない原因とは?

目への異物の混入

目にホコリなどが入ったときに涙が出るのは、異物を排除しようとする体の防御反応です。逆さまつ毛のように常に目に異物が触れていると、涙の分泌が増えるために、常に目が潤んでいるような状態になります。とくに、赤ちゃんは逆さまつ毛になりやすいので、目をかゆそうにこすっていないか、目が潤んでいないかなど注意してあげる必要があります。

花粉やハウスダストなどのアレルギー

目の結膜が、花粉やハウスダストなどのアレルギー物質の刺激を受けてアレルギー反応を起こし、涙が必要以上に出ます。花粉など決まった季節にあらわれるものと、ダニなどのハウスダストによって1年中症状が続くものとがあります。

目の乾燥

パソコンを長時間使ったときや、冷たい風に顔がさらされたときなど、目が乾燥しているはずなのに涙が止まらなくなることがあります。これは、目の表面が乾燥によって刺激され、涙の分泌が増えているためです。

涙目の原因となる主な疾患

ウイルスや細菌の感染、アレルギーによって起こる結膜炎では、涙や強いかゆみに悩まされることがあります。また、鼻涙管(びるいかん)閉塞や鼻涙管狭窄(きょうさく)のように涙の通り道がふさがったり、狭くなったりした場合、あるいはそのふさがった部分が細菌に感染する涙嚢(るいのう)炎の場合には、涙があふれ出て止まらない状態になります。また、顔面神経麻痺によっても涙の分泌が過剰になることがあります。

涙がずっと止まらない場合の症例

あじま眼科クリニックでは「涙がずっと止まらない」患者様について、下記の診療を行いました。

細菌性結膜炎

結膜炎は一般的に、充血、目やに、かゆみ、涙目、ゴロゴロする異物感などの症状があらわれます。黄色ブドウ球菌などに感染して起きる細菌性結膜炎は、黄色い膿のような目やにが特徴です。感染力は強くありませんが、抵抗力が弱い高齢者や乳幼児などでは慢性化することがあります。

ウイルス性結膜炎(はやり目)

アデノウイルスなどに感染して起きるウイルス性結膜炎は、まぶたが腫れて充血し、目やにや涙がたくさん出たりする他、耳の前にあるリンパ節にしこりができることもあります。また、同じアデノウイルスが原因となる咽頭結膜熱(プール熱)は、目のかゆみとのどの痛みや発熱、だるさ、吐き気、下痢などの全身の症状をともないます。

アレルギー性結膜炎

アレルギー性結膜炎は、アレルギーの原因となる異物が結膜に入ることで目に充血や強いかゆみが起きて、涙や白い糸をひくような目やにが出ます。さらに結膜がむくんで白目の部分がブヨブヨと柔らかくなることもあります。ハウスダストが原因の通年性のものとスギなどの花粉が原因の季節性のものがあり、最近ではコンタクトレンズの汚れがアレルギーの原因になることもわかってきました。

鼻涙管(びるいかん)閉塞、鼻涙管狭窄(きょうさく)

涙は目から出て、まぶたの内側にある涙点に入り、涙道を通って鼻腔に流れ込んでいきます。この涙道が風邪や副鼻腔炎(畜膿症)の炎症によって狭くなったり、鼻の手術の後遺症などで塞がってしまうと、いつも目が潤んでいたり、涙があふれてハンカチが手放せないような状態になります。

涙嚢(るいのう)炎

涙の通り道である涙道が詰まって、涙道にある涙嚢という小さな袋が細菌感染を起こしたのが涙嚢炎です。鼻の辺りが腫れて痛みが生じ、目は充血して赤くなり、涙が止まらずに目やにが出ます。悪化すると熱が出たり顔の半分が腫れたり、目頭を押すと目から膿が出ることもあります。

顔面神経麻痺

顔の筋肉を支配している顔面神経がおかされることによって、顔の片側に突然麻痺が起こり、まぶたが完全に閉じなくなったり、頬や口角がたれ下がってよだれが垂れるなどの状態になります。また、涙の分泌を促す神経に障害が起きると、涙の分泌が過剰になったり、逆に低下することもあります。脳出血などによる半身麻痺、帯状疱疹による神経の障害、極端に顔の片側だけを長時間冷やすことも顔面神経麻痺を起こす原因になります。

このような目の症状・病気には、医師の診断が必要です。
心配な場合には、早めに当クリニックで診察を受けていただきますよう
お願いいたします。

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